はじめに
この記事では、これから統計学を学び始めようという方向けに、おすすめの本を3冊ご紹介します。
統計学は、大学研究などアカデミックな場で役立つ他、ビジネス現場でも活用することができます。また、近年、IT分野で話題の人工知能を理解する上でも必須の学問です。
これから統計学を学んでみようという方は、この記事で紹介する本をぜひ手にとってみてください。
『ゼロからはじめる!統計学見るだけノート』
最初の1冊としておすすめなのが『ゼロからはじめる!統計学見るだけノート』です。
入門書として最適で、統計学の全体像をわかりやすく図解と共に解説してくれています。
本書を読むことで、統計学を学ぶ上で登場する用語や基本的な概念について知ることができます。
本書では、統計学を使えるようになると、「現状をより正確に把握できるようになり、課題解決への道筋が見つけやすくなる」と述べられています。
『統計学が最強の学問である』
次にご紹介するのが『統計学が最強の学問である』です。
本書は、西内啓氏によるベストセラー書籍で、統計学に対する興味・関心を高めるのに最適です。
本書を読むことで、統計学の面白さに触れ、もっと統計学を深く学んでみたいという気持ちがきっと高まるでしょう。
本書では、統計学の素晴らしさを、「最善への道を最も速く確実に示してくれるところ」だと解説しています。
今やあらゆる学問で統計学を使わざるを得なくなっており、ビジネスの現場でも、プライベートにおいてさえ、統計リテラシーは必須となっていることが、本書を読むことで、よりリアルに感じられるでしょう。
筆者は、統計リテラシーを身につけることで、自分の人生を自分がいつでも最善にコントロールできるという幸福な実感を得ることができると伝えています。
『完全独習 統計学入門』
最後におすすめするのが『完全独習 統計学入門』です。
本書は統計学を実際に使えるようになるための実務書として最適です。
『統計学見るだけノート』で全体像を理解し、『統計学が最強の学問である』で、その面白さを知り、より学んでみたいという気持ちが高まった方には、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
本書には、これ以上内容を削ってしまったら、もはや統計学にならないというレベルで、統計学のエッセンスだけが盛り込まれています。
中学レベルの数学で、どんどん読み進めることができ、統計学を実際に使えるようになりたいという初学者にぜひおすすめしたい1冊です。
大学の教科書などにも採用されており、より専門的に学びを深めていきたい方にとっての足がかりとなるでしょう。
さいごに
本記事では、これから統計学を学び始めたいという方にとって、おすすめの本を3冊ご紹介させていただきました。
どれも大変わかりやすく、面白いので、どの本から手にとっていただいても良いかと思います。ただ、本記事でご紹介した順に、順を追って読んでいくことで、よりスムーズに読み進めていくことができるはずです。
今回ご紹介した本を手にとっていただくことで、統計学をもっと深く学んでみたい、実務で使ってみたいという方が一人でも増えれば幸いです。