はじめに
この記事では、ITパスポートに2週間から1ヶ月の短期間で合格したい方のために、勉強方法を解説します。
ITパスポート試験とは?
ITパスパート試験は「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」です。(公式サイトより引用)
受験者の合格率は5割を超えており、2人に1人が合格します。そのため、他の国家試験に比べると、それほど難しい試験ではありません。
どうやったら合格できるか?
早速ですが、本題です。
結論から申し上げると、ITパスポートの基本的な参考書を3回読めば、合格できます。
オススメの参考書
それでは、オススメの参考書をご紹介します。
私の一番のオススメ参考書は『いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』です。
初学者にも分かりやすく解説されており、出題範囲の内容を短期間で把握できます。
参考問題もついているので非常におすすめです。私はこの1冊を使用して、試験に合格しました。
こちらの『イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室』も定番の参考書となっており、オススメです。
書店で実際に手にとってみて、自分に合っている方を選択すれば良いと思います。
オススメの勉強方法
学習に使用するのは、基本的に参考書1冊のみで構いません。
参考書を手元に用意したら、以下の3ステップで学習を進めます。
- 問題や分かりにくい箇所は飛ばし読みでも構わないので、全体概要を掴むために、できるだけ早く1周を読み切る(目安1日〜7日)
- 内容の理解を深めるつもりで、問題も含めてもう1周、じっくり読む(目安3日〜10日)
- 苦手分野(自分が理解しにくい範囲)を中心に、全体の内容確認も含め、もう1周、丁寧に読み込む(目安3日〜10日)
1回の勉強で、3章分、5章分読み切るなど、自分でペースを決めて、集中して学習すると継続しやすいです。
また、iPadなどのタブレット端末を持っている方は、Kindleアプリをダウンロードして、電子書籍を利用されることをおすすめします。
ITパスポート試験は出題範囲が広範囲に渡るため、参考書が分厚く重たいのが難点です。
家で勉強される方は問題ないですが、カフェや図書館など外出先でも勉強されたい方は、紙の書籍だと重たい参考書を持ち運ぶことになってしまいます。
電子書籍であれば、どこでも気軽に持ち運びでき、隙間時間などを活用していつでも学習できます。値段も紙よりも安いので非常におすすめです。
さいごに
これからもグローバルにおけるIT化の流れは止まることなく、どのような業種・職種においても、ITと経営全般に関する知識は不可欠です。
ITパスポートを取得するための学習を通して、ITや経営に関する基礎的な知識を習得できます。
比較的簡単に取得できる試験のため、ITパスポートを持っているだけで、就活や転職が有利になることは中々ないかもしれません。しかし、学習によって身につけた知識は、仕事を進める上で大変役に立つことは間違いありません。
ITパスポートへの合格は、身につけたITの知識を活用して社会でより一層活躍し、自身のキャリアを築いていく一歩になります。
ぜひ皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。